このコーナー「明日を支える」は、JA島根おおちから毎月発行される

広報紙「やまなみ」の表紙を飾られた、方々をご紹介するコーナーです。


山田寿正さん(邑南町久喜地区)
(2010年7月号に掲載)
○主な生産作物はなんですか?
 現在、18アールの圃場でスイートコーンが出荷の時期を迎えようとしています。そのほか水稲を46アール、ハウスでミニトマトを200本栽培しています。栽培は、化学肥料や農薬を控え有機肥料などを使った有機農法による栽培を目指しています。

○就農はいつ頃からですか?
 会社勤めの定年を機に始めて、今年が2年目です。就農してみると思った以上に忙しく、毎日があっという間に過ぎていきます。特にこの時期は除草作業が大変です。なぜこんなに苦労をしてまでと思うこともありますが、出来た作物を喜んで食べてくれる人がいることを思えば、再び力が湧いてきます。

○今後の目標を聞かせてください。
 農業経営にとって「儲け」は最も重要なことですが、今はしっかりとした土づくりと、生産技術を習得することが大前提。本を読んだり、話を聞いたりと、しばらくは勉強中。勉強するほど、試したい、やりたいことが増えて気ますが、焦らず、じっくり自分にあった手法、農法を探して行きたいと思います、そして数年先には、この場所に「山田農園」の看板を掲げてみたいですね。

 有機農業の有機とは「天地に機有り」という言葉が語源といわれております。「機」とは「仕組み」のことをいいます。野山をみればわかるように天地には元来、肥料や農薬をやらなくても植物が育つ仕組みがあるわけです、その仕組みを畑に活かしたのが有機栽培です。
 今年、就農2年目を迎える山田さん。これからも焦らず、じっくり、より安全で環境にやさしい栽培に取り組まれます。(S)

種智則さん(邑南町松木地区)
(2010年6月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 ハウスでは、これからミニトマトが出荷のシーズンを迎えようとしています。その他、水稲を35アール、露地で白ねぎを20アール、ニラを2アール栽培しています。

○就農のきっかけは何ですか?

 昨年から始めて、今年が1年目です。それまで会社に勤めていましたが、県外への転勤も多く、また長男でもあったことから地元へ帰り、長く続けられる職業として農業を選択しました。

○農業の魅力とはなんですか?
 農業は働いた成果が直接見えます。手間をかけた分だけ収穫の喜びがあり、やりがいを感じます。農業技術を早く習得し、良い作物を安定的に生産できるよう頑張ります。

○今後の目標をきかせてください
 農業だけで生計を立てるのが理想ですが実際はなかなか難しいです。まずは自分の動ける範囲で少しずつ経営面積を増やし、今は兼業であっても、いつかは農業だけで食べていけるような経営を目指します。

“農業は働いた成果が直接見える”


 いよいよその成果が現れるシーズンがやってきました。
 今年、就農1年目。これから若手経営者として、地域農業の牽引役となられることを期待しています。(S)
 

山崎シゲ子さん(桜江町川戸地区)
(2010年5月号に掲載)
○主な生産作物はなんですか?
 現在、畑ではキヌサヤエンドウが出荷の時期を迎えようとしています。その他、ソラマメ、モロッコインゲン、トウモロコシ、長芋、ジャガイモなどを20アールで露地栽培しています。

○就農のきっかけは何ですか?
 昭和62年、会社勤めの退職を機に出荷野菜の栽培を始めました。あれから23年。何年経っても良いものが出来たときはうれしいですね。

○農業の魅力とは何ですか?
 外に出て体を動かせること。家の中で一日じっとしていられない性格で、「畑にカラスがおらん日があっても、山崎のおばあさんがいない日はない」なんて、周りの人から言われるほど根っから農業が好きなんですよ。

○今後の抱負を聞かせてください。

“クワ一本あれば、畑を耕すことが出来ます”

重たいクワほど畑に良く立ちます。反面、体は年々しんどうなりますが、私にとって農業は生きがいなんです。機械を使わない分、多くはつくれませんが、体の続く限り畑を耕し、元気で農業を続けたいですね。

 シゲ子さんにとって健康の秘訣は毎日畑に出る事、通う事。「年はひろいんさんなよ」と、クワを片手に、今日も笑顔で畑に向かわれます。(S)

小笠原ひとみさん(邑南町布施地区)
(2010年4月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 現在、自宅の横にあるハウスで、キュウリやトマトなど、出荷用の野菜苗を栽培しています。その他、パンジー、ペチュニアなど花の苗や、夏にはナスを露地栽培で出荷しています。


○就農のきっかけは何ですか?
 もともと花が好きで、勤めていた頃は仕事と家事を終えてから、趣味として、自宅の車庫で花を育てていました。そのうちに自分のハウスが欲しくなり、6年前に念願のハウスを1棟建て、就農を決めました。
 就農当時、私の実家は野菜農家で、父から「農業はそんなに甘いものではない」と反対されていましたが、最近では、農業に対する熱意が伝わったのか、実家のハウスで接ぎ木の方法や栽培のコツを教えてもらえるようになりました。

○農業の魅力とは何ですか?
 小さな種から芽が出てフタバが土を持ち上げる力強さ、そこから立派な野菜に育つ過程をみる事ができるのは魅力ですね。それに家にいて出来ること、自分のペースで出来ること、休日には主人や子供たちも一緒になって手伝ってくれます。

○今後の抱負を教えてください
 自分たちで育てた野菜が食卓に並ぶことで、家族みんなが野菜のおいしさや、野菜づくりの楽しさを実感できるようになりました。これからも、できる限り食卓の食材が自給自足でまかなえるように頑張ります。


 自分たちで作物を育て、安心して食べられる幸せが、自然に食卓を笑顔で豊かにしているのでしょう。
 自給自足に栽培規模の拡大も視野に入れた、ひとみさんの前向きな取り組みに、今後一層のご活躍を期待しています。(S)

柳浦諄三さん・英子さん(美郷町別府地区)
(2010年3月号に掲載)
○主な生産作物はなんですか?
 現在3アールの圃場であすっこが収穫期を迎えています。その他、30アールで、ピーマン、ブロンコインゲンや、広島菜を春作と冬作で栽培し、1年を通した周年出荷に取り組んでいます。

○就農のきっかけは何ですか?
 親から譲り受けた農地も、勤めていた頃は、転勤等でなかなか管理が行き届かず、遊休農地になっていました。平成10年、退職を機に「このまま荒らしてしまうのはもったいない」と考え、妻と二人で耕作しようと決め、JA指導員からの勧めもあり、ピーマンの栽培から取り組み始めました。

○農業の魅力とは何ですか?
 植えた野菜が、すくすくと育っていく様子を見るのはうれしいですね。ただ、天災や病害虫の被害にあうなど失敗も必ずあります。だからこそ、野菜は丹精込めた分だけ良いものが育ち、簡単にはいかないからこそ手ごたえがあり、やりがいもあります。

○今後の抱負を聞かせてください。
 化学肥料を減らし、有機質肥料を使用した安全で美味しい農産物の生産を目指していこうと思います。
 そして、毎日畑に足を運ぶことで、野菜と上手に会話が出来る農家になることです。


 定年退職を機に、畑へ足を踏み入れ野菜と真剣に向き合う柳浦さん。
 農業に注ぐ情熱が、新たな人生を彩られています(S)

小畑寅男さん・裕子さんご夫妻(川本町矢谷地区)
(2010年2月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 現在、自宅前では15アールの圃場で白ねぎが収穫期を迎えています。その他、露地ではナスと、その裏作で高菜を9アール、ハウスでメロンを4アール、水稲を40アール栽培しています。
 それから「辰年」生まれの自分と、隣家の「巳年」のご主人で立ち上げた「たつみ組合」があります。集落内で空き家となり、荒廃して行く農地を借り入れ共同で作物を栽培しています。

○就農のきっかけは何ですか?

 平成13年の退職を機に本格的に農業を始めました。もともと農家に生まれ、身近に農業があったことから新規で始めるよりも恵まれた環境にあったと思います。

○今後の抱負を教えてください
 農業はまさに自然相手。これまで何度も失敗を重ね、「明日こそは、明日こそは」と、試行錯誤を繰り返しながらやってきました。これからも自分たちのペースで「楽しく」野菜作りを続けていきたいですね。


 専業になられて10年目。挑戦と失敗を繰り返し「明日こそは」と思う気持ちが小畑さんの原動力につながっています。これからも一層のご活躍を期待しています。(S)

椿 勇樹さん(邑南町高見地区)
(2010年1月号に掲載)
○農事組合法人「星ヶ丘」で一番の若手構成員として頑張っておられるそうですが?
 現在、江津市の専門学校に通うため寮生活をしています。週末には実家に帰郷し「星ヶ丘」の一員として白ネギの栽培に取り組んでいます。星ヶ丘では水稲が7f、白ネギや、なすびなどの野菜を2f作付けしています。また、年末には組合の施設を利用して正月用の餅をつくことが恒例の行事となっています。

○農業の魅力とは?
 農業機械を使った作業は楽しいですね。それに実家へ帰ると落ち着きます。寮生活をしてみて、地元のお米や野菜の美味しさ、地元のよさを改めて実感することができました。消費者の皆さんにも産地を知ってもらい新鮮・安全な野菜を喜んで食べてもらいたいですね。

○今後の抱負を聞かせてください。
 この春、専門学校を卒業します。卒業後は地元へ就職すると決めました。今、僕にとって一番の夢は一日も早く一人前の大工になることです。そしてこれからも農事組合法人「星ヶ丘」の一員として、この農地の景色を守っていきたいと思います。


 今春、地元企業へ就職され、仕事と農業の両立に力を注ぐ勇樹さん。20歳を迎え決意も新たに、地域を支える確かな一歩を踏み出されます。(S)

松本 供栄(美郷町小松地地区)
(2009年12月号に掲載)
○主な取り組みは何ですか?
 現在、自宅前の畑では白ネギ、ナス、インゲン、白菜、大根など1年を通して季節の野菜作りに取り組んでいます。
 出来た野菜はJAや、地元の産直市『やなしおの里』へ出荷しています。
 なかでもナスは昔から力を入れています。ナスの花は無駄なく実をつける事から「親の意見とナスの花には一つも仇(あだ)はない」とは、よく言ったものです。作りやすさや、農協の勧めもあって20年以上栽培を続けています。
 それから今月、出産を控えた牛が1頭います。

○農業の魅力とは?

 先日、獣医さんに「牛の育て方が上手だね」と、ほめられた時はうれしかったですね。牛は飼料づくりや体調管理に気を付けて、天気の良い日は外へ出すようにしています。おかげで、繁殖農家の目標「1年1産」で、毎年子牛を生み続け、この度11頭目が産まれました。

○今後の抱負を教えてください
 私がいま、成牛を世話してやれるのは1頭が精一杯。それでも牛を飼い続けるのは、この牛が頑張ってくれるからです。私も来年は80歳。これからは、牛がくたびれるか、自分がくたびれるのか、こんくらべですよ(笑)。


 じっとしていられない性格で何より牛や畑仕事が好きだと話す松本さん。来年は白ネギをもう少し増やしてみたいと意欲的。
”80歳まだまだ現役”

これからも一層のご活躍を期待しています。(S)

 

橋寛さん・麗子さんご夫妻(桜江町鹿賀地区)
(2009年12月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 現在、11アールの水田と50アールの畑で、玉ねぎ、広菜、ニラ、里芋、ジャガイモなど露地栽培を中心に輪作栽培しています。

○就農のきっかけは何ですか?
 平成8年サラリーマンを定年退職。平成10年からJAの勧めもあって玉ねぎ10アール、白ねぎ7アールの栽培を始めました。平成11年、農業委員の就任を機に、都会へ出られた方の遊休・耕作放棄地50アールを借りて、自家消費野菜も含め、JA出荷野菜の栽培に取り組んでいます。

○農業の魅力とは?
「農業は百の仕事」
 一作物栽培も毎年が1年生です。過去を参考に”出来る”野菜作りではなく”作る”野菜作りに挑戦したいと思います。今後は価格の安定しているJA出荷野菜と、地産地消意識向上に向け、直産市出荷も増やしたいと思います。

○今後の目標・抱負を教えてください
 これからは年齢と共に体力が減るばかり。重量野菜から軽量野菜の栽培に切り替えるなど、夫婦二人で健康を維持しながら、帰郷された方々へ農地を返す日まで、この地を守っていきたいと思います

 遊休農地の解消、活用に取り組み地域の農地を守り続ける橋さん。また、地産地消に向けた新たな試みなど、これからも一層のご活躍を期待しています。(S)

野田垣人さん・峯子さんご夫妻(邑南町高原地区)
(2009年10月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 現在、125アールの圃場で水稲を中心に取り組んでいます。
 その内、転作として30アールで広菜、カリフラワー、キャベツ、ホウレン草を栽培しています。
 栽培は、土づくりにこだわり、安心、安全な有機、無農薬を心がけています。

○就農のきっかけは何ですか?
 両親の体が弱かった事もあり、幼い頃から田畑の手伝いをしていました。高校を卒業した後は、自分が継がなくてはと言う思いもありましたが、それ以上にいつの間にか農業に魅了されて就農を決めました。

○農業の魅力とは?
 以前は収穫した野菜をその日に広島市場へ持ち込んでいました。目の前で自分が作った野菜に高い値が付いたときはうれしかったですね。今はJA出荷で価格が安定している野菜を選んで栽培しています。
 これまで続けてこられたのは、やっぱり二人とも農業が好きなんでしょう。

○今後の目標・抱負を教えてください
 今年は、高校生の孫が田植えを手伝ってくれました。これから先も、この農地を子から孫へと引き継いでくれれば幸いです。
 自分たちもまだまだ体の続く限り頑張ります。

 太陽のもとで汗をかき、自然を直感できる農業が好きだと話される野田さんご夫妻。これからも一層のご活躍を期待しています。(S)

掛川佳孝さん(邑南町井原地区)
(2009年9月号に掲載)
○主な生産作物は何ですか?
 現在、ハウス10棟(約32アール)で、トルコギキョウ、菊、ユリ、ヒマワリ、ストックなど「花」の栽培に取り組んでいます。
 その他50アールの路地栽培で、白ねぎ、トマトにホウレン草、椎茸を栽培しています。また、今年は秋のジャガイモづくりに挑戦しようと思っています。色々な作物を作ってみるのは飽きっぽい自分の性格にあっているのかな?

○就農のきっかけは何ですか?
 以前の仕事は、農家を訪問する機会が多い職場だったんです。それで農家に行くといい話ばかりされるもので…(笑)。もともと両親も花を栽培していたこともあって、この世界に飛び込んだのは今から13年前になるかな。現在、10棟あるハウスは就農当時に建てたもの。不景気な時代に、これまで順調にやってこれたのは、家族の理解と協力があってこそだと思うよ。

○農業の魅力とは?
 最初(定植)から最後(収穫)まで一貫してやりとげたと言う達成感かな。農業は本当におもしろいよ。もっと若い生産者が増えて活気が溢れればいいのにね。

○今後の目標・抱負を教えてください
 今年は、トルコギキョウの県オリジナル新品種「SO」の栽培にも力を入れています。これからも中山間地ならではの寒暖の差を利用した色合いの良い「花」を生産、そして将来江戸の市場で勝負したいね。

 今年新たな品種を導入し意欲的に取り組む掛川さん。これからも一層の活躍が期待されます。(S)

景山定さん・美恵子さんご夫妻(美郷町湯抱地区)
(2009年8月号に掲載)
 今月は、美郷町湯抱地区でメロン栽培に取り組まれる景山定さん、美恵子さんご夫妻を紹介します。
 定さんの退職を機にハウス栽培をはじめて20年を迎えられます。
 ハウスは就農された初年度に3棟を導入。更に翌年2棟を追加され5棟15アールの圃場で取り組まれています。
 「あじわい豊かなおいしさをふるさと美郷からお届けします」丹精込めて育てられたメロンには、今年新たに景山さんのメッセージがそえられて全国各地へ発送されています。
 「皆さんから美味しかったと言われる事がうれしくて。だから来年も頑張ろうと思えるんです」と定さん。
 「美味しかったよ。その一言は、お金にかえられないものなんです」と、美恵子さん。
 最近では、メロンの後作に学校給食の食材としてインゲンやホウレン草などを栽培され地産地消にも力を注いでおられます。
 「農業は天候などに左右され、毎年同じ条件では作れない。何年経っても毎年1年生です」と、お二人笑顔で話されました。(S)

岩崎久廣さん・幸子さんご夫妻(桜江町大貫地区)
(2009年7月号に掲載)
 今月は、桜江町大貫地区の岩崎久廣さん、幸子さんご夫妻を紹介いたします。
 耕作放棄地が増加するなか「農地を荒廃させてはならない」と、高齢で農業ができなくなった農家から頼まれるまま、一手に引き受け専業農家に転身された岩崎さん。気がつけば所有農地の十倍もの農地を引き受け耕作されるようになりました。
 現在、国道261号線に連なる江の川の河川敷にある圃場では、5ヘクタールで水稲を、2ヘクタールでスイートコーン、ごぼう、白ねぎ、長芋などを栽培されています。
 農家にとって、太陽、雨、風、共生する生き物など、自然の力は必要不可欠なものですが、時としてそれは姿を変え、脅威に変わることがあります。これまで、岩崎さんの圃場も江の川のはんらんで度々、農地がのみ込まれる被害にあわれてきましたが、久廣さんは「良い方へ解釈すれば、洪水によって山の腐植土が運ばれ土壌を肥よくにしてくれる。大自然の置き土産だよ」と、前向きな姿勢で取り組まれます。「これからは、体の事も考えなくては」と、気遣う幸子さん。「定年のない農業。おいしい、おいしいと喜んでもらえる人がいるかぎり、生涯現役で頑張ります」と、お二人笑顔で話されました。(S)

高丸信人さん・シヅヨさんご夫妻(美郷町村之郷地区)
(2009年6月号に掲載)
 今月は、美郷町村之郷地区の高丸信人さん、シヅヨさんご夫妻を紹介します。
 農業を営み60年。
 幼い頃から家に牛がいて、牛舎で牛を飼う父親の姿を見て育った信人さんは、「農業を継がなくてはならないいう思いやりも、自然に農業や牛飼いに興味を持ちはじめた。」と、就農の動機を話されます。
 現在、成牛2頭、子牛2頭を飼育され、市場へは毎回欠かさず視察に行かれる程、熱心です。近年の子牛相場低迷が続く中、「今こそ頑張って優良牛を育てなければ」と、信人さんは話されます。
 シヅヨさんは、「野菜作りが健康づくり」と退職を機に本格的に野菜作りを始められました。現在は、「大和グリーンクラブ」の会員として地元の学校や、道の駅「グリーンロード375」の「まほろば市」へ旬の野菜を出荷されています。
 「農業とは、仕事といううより生活そのもの。好きだからこそ長く続けられる」と、お二人は笑顔で話されます。
 体の続く限り農家であり続けることが高丸さん夫妻の目標です。(S)

高橋峯夫さん・綾女さんご夫妻(邑南町中野地区)
(2009年5月号に掲載)
 今月は邑南町中野地区で椎茸の原木栽培に取り組まれる高橋峯夫さん、綾女さんご夫妻を紹介します。
 整然と並べられたほだ場のほだ木は、現在1万本。原木栽培では、ほだ木の更新が欠かせず毎年2,500本のコナラやアベマキの原木を組み替え植菌されています。
 ほだ木の伐採や組み換え作業は大変な重労働ですが、何年経っても収穫期には心が弾むとお二人笑顔で話されます。「やるからには、なんでも一番を目指し、精魂込めてつくらなければ」と、話される峯夫さんは、管内一の生産規模を誇ります。また、品評会では多くの賞を受賞され、3年前には、島根県乾椎茸品評会において農林水産大臣賞を受賞されています。
 これまで農業一筋60年。
「主人は、早くに父を亡くして、15歳で家族を支えることに。その時、引かれたレールは農業の道のみ。それでも愚痴ひとつこぼさず今までやってきたんです」と綾女さんは話されます。
「農業とは、日本人の食をまかなうもの。これからも安全な農産物を提供していくことが農家の使命です」と、峯夫さんは力強く話されました。(S)

安田光春さん・美幸さんご夫妻(邑南町高見地区)
(2009年4月号に掲載)
 今月は邑南町高見町集落で菊の栽培に取り組まれる安田光春さん、美幸さんご夫妻を紹介します。
 現在、ハウス4棟、10アールの圃場で輪菊、小菊、スプレー菊を栽培される安田さん。
 栽培当初は、周囲で菊を栽培される農家は無く、高見町集落の気候風土にあった品種を探し、試行錯誤を繰り返されるうち、今では、30種類以上の」品種を栽培されるようになりました。また「主人が展示会に行っては、そこに咲いた菊に惚れ込み、新しい苗を買ってきてしまうんです」と多くの品種を栽培されるようになったもうひとつの理由を美幸さんは話されます。
 栽培のきっかけは、光春さんが会社勤めをされていた頃、訪問先の農家で咲いていた菊に魅了され、その後、平成6年光春さんの退職を機に、お二人で栽培に取り組まれています。「菊の栽培は、1年を通して管理が必要で油断がならない。だが、それが”生きがい”であり、毎年、花が咲くのが楽しみ」と光春さん。「何年たっても、毎年1年生。これからも、体の続くかぎり頑張ります」と、お二人、笑顔で話してくださいました。(S)
 

岡本多市さん・そのえさんご夫妻(桜江町田津地区)
(2009年3月号に掲載)
 今月は、桜江町田津地区の岡本多市さん、そのえさんご夫妻を紹介します。
 冷たい風が吹く2月の下旬、出荷を目前にした「あすっこ」の圃場でお話が伺えました
 両親から受け継いだ一町歩(1ha)の圃場を守り続けて50年。
 かつては養蚕が盛んで辺り一面は桑畑だったこの地も、年々需要が減少し、砂地を活かした畑作へと徐々に転換されました。
 現在、岡本さんの圃場では、ごぼう、長いも、白ねぎ、広菜、高菜、あすっこ、スイートコーンなどの輪作栽培で1年を通した出荷に取り組まれています。
 圃場は主に多市さんが管理され、収穫・出荷時には、二人三脚で手早く作業をすすめられます。多市さんの大工仕事の傍らで、これまで圃場を維持できたのは、そのえさんのサポートがあってこそ。「一人ではとても続けることは出来なかった」と話されます。
 また、江の川沿いに広がる圃場は、これまで幾度となく水害にあわれましたが、それでも畑を耕し作物を作り続けられたのは、「畑を見ると野菜が作りたくなる」との多市さんの思いから。
 これからもこの地に愛情を注いで受け継いだ圃場を守り続けていかれます。(S)

柿田太喜三さん・美智子さんご夫妻(邑南町中野地区)
(2009年2月号に掲載)
 今月は邑南町中野地区で菌床しいたけの栽培に取り組まれる柿田太喜三さん、美智子さんご夫妻を紹介します。
 平成16年、太喜三さんの退職を機に、その翌年から美智子さんと、しいたけ栽培への取り組みが始まりました。
 初年度には、就農に対する期待と同時に多少の不安を感じながらもハウス2棟、菌床8,200個から始められ、現在は3棟12,000個の栽培で、ハウスの有効利用と安定出荷を目指した周年栽培に取り組まれてています。
 「始めた当初は朝・夕2度の収穫作業が毎日必要とは知らず驚きましたが、最近ではラジオを聴きながら楽しく作業をしています」と美智子さん。
 「最盛期には1日3度の収穫で、選別作業に慣れるまでは大変な時間と手間がかかりました。とにかく、しいたけ栽培は時間との勝負」と太喜三さん。
 今後の抱負を伺ったところ、「始めたからにはやるしかない。ハウス栽培は気候や天候に左右されにくく、冬でもハウス内が暖かいのが魅力。これからも、お互い健康に気をつけ、現在の規模が維持できるようにがんばりたい」と話されました。
 今年、就農5年目を迎える柿田さんご夫妻。これからも、定年という枠組みにはまることなく安全・安心な、しいたけ栽培を目標にまい進されます。(S)
 

市山勇さん(邑南町高見地区)
(2009年1月号に掲載)
 今月は、邑南町高見集落で畜産を営んでおられる市山勇さんを紹介します。
 「牛飼いが生きがい」と、牛舎で子牛にやさしく声を掛ける市山さん。
 現在、成牛3頭、子牛3頭を飼育されます。その他46アールで水稲を作付けされ、転作には牛の飼料用として青刈りで対応されています。
 昔、農家には牛がいて貴重な働き手として役立っていました。幼少の頃から農作業の手伝いをし、家では牛が飼われている。それは市山さんにとってごく自然なことで、これまで牛を手放したのは、自宅を新築した後の8ヶ月間のみ。「どうも牛がいなくては調子がおかしい」と、再び牛を買い入れ、昭和57年に現在の牛舎を新築されました。
 これまで、市山さんが手塩に掛けて育てた牛は、多くの賞を受賞され、また、昨年11月に開催された管内子牛共進会では見事、最高位を受賞されています。
 林業の傍ら情熱を注いでこられた牛飼いの道。それには家族の理解と協力なくしては出来なかったと話されます。
 市山さんが畜産を続ける1番の理由、それは「牛が好きだ」ということ。そしてこれからも「系統を受け継ぎ、より良い牛を育てることに喜びがある」と、農の暮らしに生きがいを見いだされています。(S)

川角義信さん・和子さんご夫妻(美郷町内田地区)
(2008年12月号に掲載)
 今月は美郷町内田集落の川角義信さん、和子さんご夫妻を紹介します。
 自宅前に広がる圃場は、白ねぎ、広菜、ブロッコリーなどの鮮やかな緑で、冬枯れ色に慣れた目にはとても新鮮に映ります。
 その他年間20品目以上の野菜を栽培される川角さんは、水稲を115アール、ミニトマト、春菊、あすっこ、自然薯、小豆など、「食」の安全・安心への関心が高まる中で、「安全で美味しい農産物」にこだわり、少量他品目栽培で季節の野菜作りに取り組まれます。
 作業はお二人で作物別に担当を決めてすすめられますが、「色々な野菜を作りたい」との思いは同じで、共に考え共に実践し共に成就感を感じながら意欲的に取り組まれています。
 また、義信さんは高齢化などで農地の維持がままならぬ現状に、「土地を荒らしてはならない」と、集落の方々へ呼びかけ、「来年は、遊休農地を活用し、皆で収穫・収入の喜びを味わいたい」と、今後の展望を語られました。
 農業とは「生きがい対策」という理念のもとに、「今度は何を作ってみようかな」川角さんご夫妻の「農」への新たな挑戦はこれからも続きます。(S)
 

巻野武敏さん・美代子さんご夫妻(川本町笹畑地区)
(2008年11月号に掲載)
 今月は、川本町笹畑集落の巻野武敏さん、美代子さんご夫妻を紹介します。
 秋、紅葉のシーズン。柿の実もすっかり色づき、まさに実りの秋を迎えた圃場でお話が伺えました。
 現在、80アールで耕作する米作りを主軸に、品質のよい西条柿の産地として知られる川本町で西条柿の栽培に取り組まれる巻野さん。柿の色づき具合を確認しながら、一つ一つ丁寧に収穫作業をこなされます。
 柿栽培は町の勧めをきっかけに始めて今年で22年目。現在、栽培される70本の柿の木は、初年度に美代子さんが10本から植樹され、徐々に本数を増やして100本を越える生産時期もありました。
 「これからも木の状態に気を配り、手入れをして大切に育てたい。」と生産意欲を燃やされます。
 また、「田畑に出ること、働くことが元気の秘訣。」と武敏さん。「これまで大きな病気をする事が無かったのは農業のおかげ。これからも無理せず一日一日を健康で過ごしたい。」と美代子さん。
 かつては蚕産・椎茸・メロン栽培と、その時代、その時々の農業に意欲的に挑戦し取り組まれた牧野さん。
 一貫して、「農」に関わりこだわってきた60年。「まったく農業は油断がならんよ。」と、笑顔で最後に話されました。(S)

三上和則さん・敬子さんご夫妻(美郷町飯谷地区)
(2008年10月号に掲載)
 今月は、美郷町飯谷集落の三上和則さん、敬子さんご夫妻を紹介します。
 当日は、さわやかな秋晴れの中、見晴らしの良い自宅前の圃場でお話が伺えました。
 「子や孫の喜ぶ顔が見たくて自宅でぶどう狩りが出来たらと・・・。」
 定年を機に就農を決めた当時を述懐される和則さん。その思いを胸に、平成5年、転作を利用し20アールの圃場でぶどう栽培を始められました。
 その後、平成12年JAの薦めもあって白ねぎ栽培を2アールから始められ、現在10アールの圃場で栽培に取り組まれます。
 「白ねぎ栽培は天候に左右され管理は大変だが、安全でおいしい野菜を提供したい。」と生産意欲を燃やされます。
 また、「野菜作りが大好きなんです。」と敬子さん。和則さんの就農前から様々な自家用野菜や、苗作りに専念されています。
 「試行錯誤を繰り返し、新しい事をよく考える。わしより野菜作りが上手だよ。」と和則さんは話されました。
 今後の目標を伺ったところ、「一年でも長く元気で野菜作りを続けたい。」と和則さん。「孫も楽しみに待っているからね。」と敬子さん。
 きっかけは、ぶどう栽培からはじまりました。その思いは今も変わらず子や孫や消費者の喜ぶ顔を思い浮かべてこれからも、二人並んで農の道を歩まれます。(S)

大屋勉さん・フサコさんご夫妻(邑南町中野地区)
(2008年9月号に掲載)
 今月は、邑南町中野集落の大屋勉さん、フサコさんご夫妻を紹介します。
 当日は残暑きびしい中にも黄金色に輝く稲穂が実り、秋の到来を感じさせてくれる圃場でお話が伺えました。
 現在、水稲を45アール、白ねぎ、キャベツ、ピーマン、レタス、水菜など年間15品目以上の野菜を栽培される大屋さん。
 出荷野菜のほとんどを苗栽培から始められ、少量・他品目栽培で季節の旬野菜を生産されます。
 野菜作りについて伺ったところ、「少量でなくてはすべての野菜に目が行き届かず、よい野菜が作れない。」と声を揃えて話すお二人。
 少量・他品目栽培ならではの大変さもありますが、より良いものを求めていく向上心があるからこそ、そこに良い作物が育つのでしょう。
 これまで2人助け合って農業を営み60年。「体が動く限り頑張りたい。」と勉さん。「計画は主人に任せて私はついていくだけ」とフサコさん。
 これからもお二人絶妙なバランスで農の道を歩まれます(S)

渡辺定男さん・アキミさんご夫妻(桜江町江尾地区)
(2008年8月号に掲載)
 今月は、桜江町江尾集落の渡辺定男さん、アキミさんご夫妻を紹介します。
 当日は初夏の日差しが眩しい中、自宅近くのピーマンの圃場でお話を伺いました。
 現在、500株のピーマンを栽培される渡辺さん。作業はお二人ですすめられ、収穫したピーマンは定男さんが計量を、アキミさんが袋詰めと担当を決めた上で手際よく作業をこなされます。
 これまでいろいろな作物を栽培された中で、鳥獣被害が少ない事ほかの作物に比べ収穫作業が比較的自分たちのペースで出来る事からピーマンの栽培に取り組まれて今年で5年目。
 「これからも良品質で安定出荷を目指したい。」と話す定男さん。会社勤めの傍ら農業に従事され、本格的に農に携わって約17年が経ちます。会社を退職後、定男さんを手伝うことから農業の技術を吸収されたアキミさん。今ではしっかりと定男さんをサポートされています。
 これからも夫婦二人で二人三脚で農業に邁進されることでしょう。
 「健康第一で末永く野菜作りを続けたい。」
 最後に快活な笑顔で話してくださいました。(S)

青木重美さん・絹江さんご夫妻(川本町田窪地区)
(2008年7月号に掲載)
 今月は、川本町田窪集落の青木重美さん、絹江さんご夫妻を紹介します。
 7月初旬の梅雨の晴れ間、自宅近くのスイートコーンの圃場でお話を伺いました。
 これまでお二人で農業を営んで48年。「野菜作りは手間をかけてやらなければ良い作物はできない。用がなくても畑に出向き、その野菜の適時を見極めてやること。そうして手間を掛けた分だけ作物は応えてくれる。そこに喜びがある。」と野菜作りに対する熱意を語る重美さん。
 以前は専業で100アールを超える葉タバコを耕作しておられましたが、5年前に重美さんが突然大病を患われ、その後はスイートコーン、ナス、水稲の栽培に転換され取り組んでおられます。また、今年はJAのすすめるスイートコーンの新品種を快く導入していただき今後も意欲的な生産に取り組まれます。
 今後の目標についてお伺いしたところ、「これからも消費者の皆さんに喜んでもらえる安心・安全な野菜作りを続けたい。」と話す重美さん。「そのためには、健康が第一。」と重美さんの健康面を気遣う絹江さん。その言葉に重美さんは笑ってうなづいておられました。
 当日は、梅雨空の雨降る合間をぬっての取材となりましたが、ご夫妻には終始、朗らかな笑顔でご協力いただきありがとうございました。(S)

岸博道さん・八千恵さんご夫妻(邑南町)
(2008年6月号に掲載)
 邑南町の岸博道さん、八千恵さんご夫妻のトマトハウスを訪ねました。
 「退職後は、定年のない農業を自分のペースで楽しみながら取り組んでいます。」と話される弘道さん。地元の役場を退職された後、平成12年より自宅から6km離れた標高420mの後木屋集落にあるハウスでトマトの生産に取り組んでおられます。作業は、八千恵さんとお二人ですすめられ、現在ハウス3棟(12アール)の圃場には、2000本の「桃太郎トマト」のが植えられています。品種は就農当時から「桃太郎トマト」にこだわり、後木屋の恵まれた気候風土を利用し、昼と夜の温度差で、ぐんぐんと旨みと栄養を増しながら、丹精込めて育てられます。土づくりへのこだわりは、酪農家から堆肥を10アール当り8トン、粉砕した籾殻4トン、くんたん、落ち葉に今年は竹の粉(竹のいぶき)を試験的に入れるなど、さらなる品質と生産性の向上を目指しておられます。
 「トマトの販売額が1億円を超える基幹作物となり、共同選果場により、品質の向上と規模の拡大、標高差を利用した出荷で販売額の増大を農協に期待します。」と話されていました。
 取材にお伺いした日は、今年初めての収穫ということもあって、ハウスにはお孫さんの詩乃ちゃんちゃんもみえ、まちにまった収穫を一緒に楽しんでおられました。
 岸さんご夫妻には、お孫さんも交えて、終始柔和な笑顔で取材にご協力していただき、本当にありがとうございました。(S)

日高昇さん・洋子さんご夫妻(邑南町馬野原地区)
(2008年5月号に掲載)
 今月は、邑南町馬野原集落で椎茸の原木栽培を営んでおられる日高さんご夫妻を紹介します。
 春の日ざしが木々の間からこぼれ、整然と並べられたほだ場のほだ木は現在1万本。原木栽培では、ほだ木の更新が欠かせず、毎年約2千本の「こなら」の原木を組み換えられ、できた椎茸は主に乾燥椎茸として出荷されます。
 椎茸栽培を始められたきっかけを伺ったところ、日高昇さんは椎茸を始める以前から林業を営んでおられ、「伐採した原木(ほだ木)から椎茸ができるのだから一挙両得」と考え林業を基本として椎茸生産を始められました。
 近年、椎茸は国内市場の大半が中国産に押され、販売が低迷しておりましたが、消費者の安全志向の強まりを背景に、国産椎茸の相場は高騰し、管内でも昨年の椎茸単価は前年比で約150%と高値で買い取られました。「これまでに厳しい時代もあったが、この好調な椎茸相場が続けば今後の生産にも弾みがつく。」と笑顔で話される昇さん。また、「何年つくっても椎茸がすくすくと育ち、収穫をむかえられるのはうれしい。」と洋子さん。
 生産意欲に満ちたお二人の姿に椎茸生産45年、これまで数々の苦労を乗り越え現在に至られた「自身と確信」を感じる事ができた取材となりました。
 最後に、日高ご夫妻には収穫作業で大変お忙しい時期にも関わらず、終始にこやかな笑顔で取材にご協力いただきありがとうございました。(S)

西槇明彦さん・和江さんご夫妻(美郷町寺谷地区)
(2008年4月号に掲載)
 この度は、美郷町寺谷集落で畜産を営んでおられます西槇さんご夫妻をご紹介します。夫の明彦さんは奈良県のご出身、妻の和江さんは宮城県のご出身です。中山間地域のこの地に就農された理由は、こちらの牧場が以前、明彦さんの祖父さんが勤めておられ、それをきっかけに島根への就農を決められました。その後、平成16年よりこの牧場を受け継がれ、現在の西槇牧場に至っています。

 現在、牧場では50頭の繁殖牛を飼育され、明彦さんが親牛を、和江さんが子牛と担当を決めたうえで、それぞれ相談し、協力し合って作業を進められています。

 畜産業についてうかがったところ、「子牛の市場価格は不安定。合わせて畜産資材の価格が高騰する中で、まずは現在の頭数を維持すること。」と話す明彦さん。「放牧地に鮮やかな緑が広がり、牛がのんびりと草を食べている。そんな自然の中で仕事をするのが好き。」と和江さん。

 この度の取材は、この厳しい畜産情勢の中で力を合せ努力と愛情を持って熱心に取り組んでおられるお二人の姿を見て、私たちJA職員もまだまだ努力と研修を重ね、更なるサポートをしていかなければと感じました。


 最後に、西槇ご夫妻には3月下旬とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、終始すがすがしい笑顔で取材にご協力いただき、まことにありがとうございました。(S)